MTO-1000A 1100mmF10.5
 Made in USSRです。昔から評判の良いレンズだったのでいつかは購入しようと思っていました。反射望遠レンズですが、思ったよりも大きく重いです。比較用に、キャノンEOS10Dを着けてみました。





 焦点距離が長く、被写界深度も浅いので、視力が悪くなり、ピント合わせに苦労しています。カーブの手前で、車両を真正面から撮れる絶好の撮影場所なのですが、超望遠レンズでないと効果がでません。もう少し撮りだめしておけば良かったと、後から後悔しています。
 ミラーレスのデジカメはライブビュー機能があるため、超望遠レンズの場合、液晶モニターで大体の構図を決めてから、厳密なフレーミングをファインダーを覗いて決めることができます。いきなりピンポイントでのフレーミングは写角が狭いのでお勧めできません。NEX-7で撮影。(’15.02)



 大きく重いレンズなので、なかなか出番が回ってきません。夜、窓の外を見ると明るい満月がちょうど良い高さに出ていました。これなら、寝室からでも撮影できると思い、急遽、踏み台と枕を三脚代わりにして撮影しました。ガラス窓越しなのでシャープではありませんが、月面の模様がわかる程度には撮れました。それにしてもこのレンズは重いです。α7Sで撮影。絞りf10.5固定。(’21.06)



 またも天体写真です。皆既月食に天王星が月に隠れる生涯に一度のチャンスに恵まれました。肉眼では分からなかったのですが、写真を拡大すると小さい星がどんどん月に吸い込まれるように近づいて、隠れていくのがはっきりと分かりました。作例は隠れる前の一コマです。月の表面すぐ近く左斜め下の小さい星が天王星と思われます。α7Sで撮影。ISO25600。(’22.11)



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