Planar 85mm F1.4 HFT
 ローライQBMのプラナー85mmです。鏡胴は太くて短いですが、ガラスの密度がいかにも多そうで良く写るレンズの貫禄十分です。





 ディスタゴン35mmF1.4の作例に載せた場所で撮ったものです。85mmではちょっと長すぎたので、2・3枚撮って直ぐに35mmに変えました。このレンズも35mmF1.4同様3枚絞りのレンズです。バックのボケについて、いろんな意見があるとは思いますが、私は三角形のボケは嫌いではないので積極的に使っています。この作例ではわかりにくいですが、桜の葉が三角形のボケになっています。Rolleiflex3003で撮影。(’08.09)



 トワイライトエクスプレスを職場の屋上から撮影しました。別の目的で屋上で写真撮影をしていましたら、偶然やってきました。ラッキーでした。NEX-7で撮影。絞りf4。(’15.03)



 青い花で、絞り開放の描写を見てみました。手前のピントの合った花付近以外、二線ボケのように茎が太くなっています。なだらかにボケていってくれれば良かったのですが。NEX-7で撮影。(’15.06)



 広角レンズ以外はできるだけ絞り開放付近で撮影するようにしています。しかしながら、F1.4のレンズはなかなか開放では撮れません。開花が日の出前であれば、なるべく日の出前に撮影するようにしています。出来るだけ近い撮影地を探して、体への負担を少なくするようにしています。
 描写は、流石プラナーの一言です。上の写真で言っていることと矛盾しますが、開放から使えるレンズは開放絞りがベストなのかもしれません。α7Sで撮影。絞り開放。(’16.07)



 屋外での撮影では、開放F値の明るいレンズは、なかなか絞りを開放にすることができません。そのため曇りの日を選ぶか日没前を選んで撮影することが多いです。作例は、都合で日中の撮影となり、絞りはf4で撮っています。愛嬌のおにぎり型のボケが少し出ていますが、気になる程度ではありません。マウントアダプターにはヘリコイドが内蔵されておらず、レンズ単体の最短撮影距離付近です。f4まで絞るとピントの合った部分はたいへんシャープになります。α7Sで撮影。(’21.05)



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