Angenieux 35mm F3.5 Type-X1
 レンジファインダーコンタックスマウントのレンズです。



 ライカマウントより少し大きくなり、レンズが奥の方に引っ込んでいます。フードがいらないくらいです。(実際にフードはしていません。Lマウントのレンズはライカの35mmエルマー用のフードを使用しています。)



 開放絞りです。自分の好きな色の花が撮影しにくい場所にしか咲いていなかったので、若干不満が残りましたが、描写を見るには、このカットが良かったので選びました。
 発色は、アンジェニューらしいやさしい色調です。ボケは、溶けていくようなという感じにはならないようです。左上のボケを見ると渦を巻くボケが予想されます。コントラストが低かったので、ベールを掛けたような描写にはなりませんでした。NEX-7で撮影。(’15.06)





 35mmフルサイズでの描写を見てみます。絞りは開放です。夕日が眩しい時間帯ですが、直接日が当たるを避けて撮影しました。1枚目は、完全な日陰です。コントラストの低い状況ですが、アンジェニューの描写にはちょうど良かったです。柔らかい描写になりました。2枚目は、玉ねぎに夕日が当たっていますが、アンジェニューですと柔らかい光線になりました。35mmレンズの画角ですと、スナップ撮影には狭く感じるようになり出番が少なくなりました。被写体と少し距離を取ってのスナップ写真を最近撮れなくなってきているのかもしれません。α7Sで撮影。(’21.06)



 太閤山ランドには大きい池があります。休日になると、白鳥型のボートも池のあちらこちらを泳いでいますが、今日は開園間もなくで、ひっそりとしています。α7Sで撮影。絞り開放。(’21.06)



 令和5年も残すところあとわずかになりました。雪がたくさん降って、除雪が大変でしたがもうその事を忘れるかのように河川敷の雪もすっかり解けています。バックには剱岳と立山連峰がすっきりと見えています。私はというとのんびり誰もいない堤防を歩いています。今日は暖かい良い日でした。α7sで撮影。絞りf8。(’23.12)



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