Angenieux50mmF2.9 Type-Z7
 アンジェニューの引き伸ばし用レンズのようです。





 引き伸ばし用のレンズであればきりっとシャープに撮れるのではと思っていました。とりあえず中間リング(8mmほどの物)を使って開放絞りで撮影しました。日陰なので青っぽい写真になりましたが、色的には気に入っています。さすがに開放絞りではボケが渦巻き状になります。しかし、ピントの合った部分はシャープに描写されています。中間リングなしだと無限遠もピントが合わず、丁度よいリングを探さなければなりません。α7Sで撮影。(’18.01)





 写真展の案内状が届いていたので、その写真展を観覧したついでに少し足を伸ばして、彼岸花を撮影しました。花の状態はちょうど良いタイミングで、一週間遅れれば、傷んでいたのではと思われます。数年前までは、彼岸花を撮影するためにホームページで調べて、県外まで撮影に行ったものですが、ここ数年は県内で撮影できるところを探して撮っています。
 このレンズは引き伸ばし用(?)のレンズのため、アンジェニューらしいボケ方は開放絞りでも起きません。コントラストも高く、どちらかと言うとシネレンズ用という感じがします。しかしながら、アンジェニューの赤は健在なので、拘って撮り続けたいです。α7Sで撮影。絞り開放。(’18.09)



 冬が近づいてきました。自宅付近の山に煙が上がっているようにガスが掛かってきました。遠くから見ていると、素晴らしい風景なのですが、いざ車で近くまで行くとそれほどではありません。望遠レンズでの撮影の方が良いみたいです。ただ近くまで行くと、新しい発見もあり行動が大事と気付かされることもよくあります。四隅のケラレはフードが合わなかった所為です。口径が小さいので、フィルターやフードは新たに購入しないといけません。α7Sで撮影。絞りf5.6相当。(’22.12)



 近接撮影の後ボケの描写を見てみました。渦を巻くボケ方のようです。幸い、ボケてはいますが何が写っているのかはわかるレベルなのでその場の雰囲気を出すことはできそうです。しかしながら、アンジェニューらしい描写ではないので割り切って使っていかなければなりません。α7Sで撮影。絞り開放。(’23.05)



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