Canon 50mm F1.4
 プアマンズ・ズミルックスと考えて購入しました。しかし、破綻のない描写は、生真面目なキャノンらしい描写で好感が持てます。





 安く手に入るレンズですが、描写はたいへんすばらしいと思います。作例は、絞り開放です。ミラーレスのデジカメですと描写を確認しながら撮影できるので、レンズの持っている実力と相談しながら撮影できます。このレンズは開放でもボケ方が素直なので、後ボケを写真に生かすことができます。ボケた部分の想像力を生かした撮影方法が求められます。NEX-7で撮影。(’15.08)



 50mmF1.2があるので、出番が少ないです。f値はわずか0.2ですが、大きさ、重さが持った感じでだいぶ違います。そこが所有する満足度に繋がるのかもしれません。冒頭に書いたとおりズミルックス50mmを意識して購入しました。ズミルックスも暫く所有していましたが、描写に満足できずに手放してしまった今は、比較はできなくなりましたがこのレンズの描写を長い目で見ていきたいと思います。
 作例は絞り開放で、ヘリコイド付きマウントアダプターを使用してかなり近寄って撮影しています。バックのボケ方は渦を巻くようなボケ方でなく優しくボケています。デジカメのなかった時代には、見ることのなかった描写ですが、予想以上の描写力だと思います。α7sで撮影。(’23.12)



                                 目次へ戻る

inserted by FC2 system