Nikkor5cmF3.5(HansaCanon用
 ハンザキャノン用のニッコールが単体で売られていたので、購入いたしました。ボディを使う可能性が低いことと、まだまだ高価なので、このレンズを使うためだけでボディまで買うことは叶いません。



 レンズ環のところが黒ではなくシルバーのレンズです。黒のほうがコッコイイのですが、レンズ描写には関係ないので取り合えず入手できて良かったです。ノンコーティングのレンズです。



 古い設計の割には良く写ります。作例は絞り開放で撮影距離は50cmぐらいでした。マウントアダプターがないのでコンタックスC-ライカLカプラーにスポンジを使って固定しました。カプラーにもヘリコイドが付いていますが、パーマセルテープで固定したため動かなくなったので、ライカM-NEXマウントアダプター(ヘリコイド付き)でピント合わせを行っています。発色は地味ですが絞りが開放のため、コントラストが低くなっているのだと思います。
 紫色の花の中に小さな花のようなものが見えますが、しっかり描写しています。α7Sで撮影。(’16.07)





 自家製のアダプターを改修しました。M39のエクステンションチュ−ブ(短いもの)にレンズのマウントを入れてM42ヘリコイドとM42−ソニーαマウントアダプターを組み合わせました。結果レンズをしっかり押さえているので、撮影の際、安心感が増えました。その分撮影に集中できるようになりました。2コマ共絞りは開放にしてあります。1コマ目のピントのシャープは特筆できます。背景のボケも円形で非常にきれいです。2コマ目の白い花がハイライトの滲みが出ていますが、葉っぱの部分はこれもたいへんシャープです。α7Sで撮影。(’21.05)



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