SUMMICRON 50mm F2
 ニュージェネレーションのズミクロンです。コーティングがとてもきれいです。



 このレンズは、ブラックのボディにマッチします。ところが、いざ撮影に行こうとボディとレンズの組み合わせを考えていると、意外と黒いレンズが少ないことに気が付きます。
 このレンズを購入した動機は、やはりコーティングの美しさでした。M型ライカのボディを手に入れて、まだ間もない頃、レンズを増やしたいと思い、地元の中古カメラ屋さんに行きました。その時、このレンズと同じ型のレンズがありました。当時は10万円以上していたので、手が出ませんでしたが、現物を見せてもらった時のコーティングの美しさは今でも忘れられません。ツァイスのT*コーティングは反射が少ないのですが、ライツのコーティングはある一定の色だけすごく反射するように思います。ちなみに、忘れられないこのレンズの反射色はパープルでした。



 平成24年春の定期異動で、職場が替わりました。4・5月が忙しい職場にずっと居た所為でなかなか桜の撮影ができませんでしたが、今年は少し余裕がありました。撮りたい被写体は4月下旬から5月上旬頃の、この場所の桜です。何年か前に一度訪れましたが、少し遅かったので思ったような写真は撮れませんでした。今回は、満開の時期を押さえての撮影になりました。これで、霧でも出てくれたらなと思いました。
 2代目ズミクロン50mmは、解像力・コントラストのバランスの良いレンズに仕上がっています。画角さえ合えば、他にレンズはいらないのでは思います。実際この時は、レンズ1本で撮影しました。



 上の写真の撮影現場から車で1時間ぐらいでしょうか、こちらの撮影もできます。移動途中からガスが掛かってきたので、期待して向かいました。結果はご覧のとおりです。NEX-7で撮影。(’12.05)



 久しぶりに使ってみました。シャープさ、発色ともにバランスの取れたレンズですので、どんな被写体にも合います。ピクセル等倍の写真は迫力がありました。NEX-7で撮影。(’16.01)



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