Ai Zoom NiIKKOR ED 50〜300mm F4.5
 大学生の時からの憧れのニッコールレンズでした。写真仲間が持っていたのを羨ましく見ていましたが、30万円近くするレンズにはとても手が出ませんでした。



 ところが、良い時代が来たものです。中古ですが、約1/10ぐらいの値段で取得できるようになりました。高性能でズーム比がもっと大きいレンズが登場してきたからでしょう。何分にも大きく使いづらいレンズです。三脚に着けての撮影が前提になります。主に鉄道写真の撮影に使う予定です。これ1本でほとんどの撮影ができそうです。



 久しぶりに北陸新幹線の撮影に行って来ました。近いうちに他の新幹線の撮影を予定しているので、予行練習を兼ねて、連続撮影の出来をチェックをいたしました。α7Sは秒間のコマ数は少ないですが望遠レンズで正面からの撮影なのでこれくらいのコマ数で十分です。コマ送りの動画を見ているようにシャッターが切れました。ピントは置きピンでf8まで絞っています。α7Sで撮影。(’18.08)



 ハローキティ新幹線の撮影に、新神戸駅へ日帰りで行って来ました。ホームの両端すぐの所にトンネルがあり、変化のある写真を狙ったのですが、生憎、天気が良過ぎて日光の当たるところと当たらないところでは、露出の差が大きくなり、結局、日の当たるところに露出を合わせて撮影しました。新幹線車両の撮影ですので、シャッタースピードを稼ぐためISOは400とし、絞りは開放としました。カメラ、レンズをホームドアの柵の上に載せ手振れに気を付けて撮影しました。手振れは防げたものの、ピントの合っていないコマばかりになりました。
 写真は、お目当てのハローキティ新幹線です。露出アンダーになりましたが、短い時間に露出補正操作を繰り返すと、大事な写真で失敗することが多いので、敢えて露出補正をせずに撮りました。先頭車両はたくさん撮りましたが、敢えて全体のわかるカットではなく、アップのコマを選びました。
 撮影後の感想ですが、オートフォーカスレンズの必要性を痛感しました。今回の撮影方法は、動く被写体は置きピンで待ち構える方法を取りましたが、前後の写真は、若干ピントが外れてしまいます。検討していかなければなりません。レンズの描写力は、さすがEDレンズだけあって、線路下の砕石がくっきりわかるレベルでした。惜しむらくは、ズーミングとピントリングが同時にできないことでした。α7Sで撮影。(’18.08)



 富山地方鉄道のH30年度鉄道フェスティバル前夜祭のミステリィー電車を友人と二人で追っかけながら撮影しました。どこを何時ごろ通過するかわからないのですが、チラシに北北東へ向かって走るというヒントがあったので、宇奈月温泉へ向かっていくと方向を絞って待ち伏せしました。まずは寺田駅です。この駅は、本線と立山線の両方の電車が走るので、退屈せずに待ち伏せができました。写真は、上市駅方向に走り去っていくミステリィー電車です。α7Sで撮影。絞り開放。(’18.11)



 架け替えが予定されている万葉線の橋梁に、ドラエモントラムを撮影に行ってきました。往復で2回の撮影が短時間でできるので、、アップの写真と全体を写した写真を撮り分けすることもできます。光線は真横からの順光でも逆光でもなかったのですが、ピント合わせに苦労しました。α7Sで撮影。絞りf8。(’19.08)



 撮影地点を探しに行くのにレンズを何本も持参するのは辛いので、最初はズームレンズで大体の感じを掴むようにしています。大きく重いレンズですが、それでも3本ほどの単焦点レンズを持ち歩くよりも便利で重宝します。作例は200mm付近で撮影しています。場所を決めたら三脚に固定すればいいので、フレーミングに集中できます。解像力を考えて、電車の写る大きさを変えていかなければならないので帰宅してからモニターでの確認作業が欠かせません。α7Sで撮影。絞りf8。(’20.08)



 七尾線へ413系の電車を撮影に行ってきました。すべての車両が521系に置き換わってしまいますので、この撮影が最初で最後の撮影となります。車両の更新は利用客にとっては大変ありがたいことでしょうが、旧国鉄時代の車両がどんどん無くなっていくのは、鉄道ファンにとっては本当に残念です。α7Sで撮影。絞りf8。(’21.03)



 高山本線の富山県内での撮影地を探して、いろいろ挑戦しています。あとどのくらい撮影できるかわかりませんが、現在走行している車両を、冬景色の中で撮るのが最終目的です。思い返せば、トワイライトエクスプレスの時も寒い中頑張りましたが、その時は北陸本線だったので、今回新たに高山本線でのベストショットを狙います。α7Sで撮影。絞りf8。(’21.12)



 冬の黒部峡谷鉄道です。期間限定のイベント運行です。自宅からの距離が比較的近いので、チャンスを逃さないようにしています。雪が降っていれば良かったのですが、曇り空ではありましたが雪は降りませんでした。α7Sで撮影。絞りf8。(’22.01)



 富山駅へ回送の『ワイドビューひだ号』です。3両編成ですが、先頭車がグリーン車で気に入っていました。新型車両に更新されると富山駅までの編成は普通車のみになってしまうようです。普通車もシートがよくできているようなので、それも良いのかもしれません。バックに見える高架線は北陸新幹線です。擁壁が高いので下からは屋根しか見えません。もう暫くこの車両を撮れる場所を探して撮っていきます。α7Sで撮影。絞りf8。(’22.10)

置きピン撮影はチャンスに強い
 鉄道写真の撮影は、置きピン撮影にしています。これだとファインダーをずっと覗いている必要がありません。列車編成の最後尾がどこになるか事前に確認が必要ですが、余裕を持って現地に行くので、本番前に予行練習は必ずしています。



 キハ85の撮影もあと僅かになってきました。富山県内を走るのに、剱岳を入れて撮ったカットが無いことに気付きました。天気の良い日を選んで、取り合えずロケに行って来ました。2両編成の普通列車が最初に来たので試し撮りをしましたところ、完全に剱岳と重ねると頂上が少し見える程度なので、少しずらして撮ることにしました。やや逆光だったのですが、撮影の瞬間は太陽が雲に隠れてラッキーでした。ワイドビューだけあって、窓越しの山肌もよくわかります。α7Sで撮影。絞りf8。(’22.12)



 冬の日本海側では珍しい快晴でした。地元の新聞でも前日の快晴を1面トップに写真を掲載していました。天気予報では、今日も快晴だったので立山連峰をバックにできる場所で撮影してきました。3月のダイヤ改正以降はキハ85の撮影はできなくなるので、少ないチャンスを活かしていかなければなりません。α7Sで撮影。絞りf8。(’23.01)



 自宅を出る時は、すっきりと立山連峰が見えていたのですが天気が悪くなり、『ワイドビューひだ号』が来る前に剱岳は雲に隠れてしまいました。1本先の普通列車はどうにか撮影しましたが、その後、風も強くなり寒さに負けて帰宅しました。キハ85の撮影ができる日数があと2カ月を切りました。α7Sで撮影。絞りf5.6。(’23.01)



 のと鉄道の鹿島駅に行って来ました。平日ならそんなに混んでいないかなと考えていたのですが、隣接する駐車場には駐車整理員が常駐するほど混んでいました。観光客の皆さんは、カメラやスマホで思い思いにディーゼルカーや桜を撮っておられました。私はホームでの撮影は諦めて、離れた所から車両と桜そして人混みもわかるように撮影しました。昔の写真を見ると人が写っていても2・3人ぐらいだったのに、もうそのような写真は撮れないのかもしれません。α7Sで撮影。絞りf8。(’23.04)



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