Planar CF80mmF2.8T*
 ハッセルブラッドの中で一番使われているレンズがこのプラナー80mmだと思います。私には拘りがあり、このレンズで傑作を撮りたいと大学生の時から思っていました。当時は貧乏学生だったので、アサヒペンタックス6×7を使っていましたが、先輩が働いていたスタジオ(写真館)での写真を見て、「いつかは自分も」と心の中で呟いていました。 



 CFプロンターシャッターか旧式のCコンパーシャッターか迷いましたが、耐久性が高いと本で読んでCFレンズにしました。描写はちょっと硬めのようですが、満足しています。



 ちょっと古い写真ですが、神岡鉄道の1コマです。645サイズのフィルムバックを使って撮影しました。横位置だけならこの方が撮影枚数を増やせると考えました。私のハッセルは、45度斜め上から覗くファインダーを使用しているので、縦位置はほぼ撮影できません(三脚に固定していれば別ですが)。Hasselblad500CMで撮影。(’05.03)



 立山黒部アルペンルートの中でも有名な称名滝です。地元の人には、滝まで徒歩30分の駐車場まで自家用車で行ける場所なので人気のスポットです。午後3時ごろの撮影ですが、日光は既に滝の上部しか照らしていません。全体に光を回すには、曇りの日のほうが良いのかもしれません。Sプラナーで同じ場所の部分カットを撮りましたが、この写真からは影の部分で全くわかりません。Hasselblad500CMで撮影。(’09.10)



 神岡鉄道のディーゼルカーが10年振りに走行するイベントへ行って来ました。たくさんのカメラマン、記念乗車の参加者で盛り上がっていました。当日は、時折小雨が降る生憎の天気でしたが、DCが走行する沿線は、所狭しとカメラが並んでいました(勿論撮影者も)。私はというと、10年前は貸しきり状態で撮影できたので、車の駐車スペースにも困らなかったのですが、今回は主催者側が準備した駐車場に駐車し、とぼとぼと歩いて行ったのでよい撮影場所では撮影できませんでした。作例は、記念式典前の車庫から移動する車両を誘導員が旗を振っているのを車両と重ならないように注意して撮った1コマです。PHASEONE使用。絞りf4。(’17.04)





 昨年も撮影した悪城の壁です。道路から南側にあるため、天気の良い日は逆光になります。曇り空を狙って撮影してきました。昨年よりは、撮影しやすかったのですが、デジタルバックは撮影結果の確認がしづらいため、露出の調整は、RAW現像時で調整しなければなりません。2コマ目ですが、ハンノキ滝も見えていました。足がちゃんと動けば撮影に行ったのですが、残念です。Leaf Aptus65使用。絞りf4。(’21.10)



 新緑の季節になってきましたので、風景的鉄道写真を撮るために、リーフのデジタルバックの試写をしました。内蔵の電池が切れているため、撮影日の設定を忘れずにしないといけません。また、圧縮するとライトルームで直接読み込むことができなくなるので、非圧縮の選択確認も怠れません。朝日の当たっていないうちに、撮影しました。現像の際、補正等は全く手を付けずJPEGで保存しました。Leaf Aptus65使用。絞り開放。(’22.05)



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