Prominar 100mm F2
 ライカLマウントのコーワブランドのレンズは数が少ないので、購入のチャンスがあれば絶対に逃さないと思っていました。今回は純正のフロントレンズキャップ、フード、レンズケースがセットになっていました。



 たいへん重いレンズです。ニッコール8.5cmF1.5より一回り大きいですし、重量も大きいのではないでしょうか。
 見た感じもピントリングが特徴的なゼブラ模様です。35mmのプロミナーは絞りリングがゼブラ模様でしたが、100mmのプロミナーはピントリングがゼブラ模様のようです。これは全体のデザインを考慮してのことでしょう。
 このレンズについての文献を見たことがないので、未知のレンズですがじっくり使いこんでレンズの癖や長所を見つけていきたいと思います。



 竹内敏信先生の写真のようには、なかなか撮れません。自分なりに、良い桜を見つけて撮影方法を工夫しています。最近は、写真愛好家が増え、自分だけしか撮っていない桜の木というのは、なくなってきました。LeicaM3で撮影。(’09.04)



 竹内先生も撮影された桜の大木です。大勢の人が写真を撮っておられました。自宅からは、少し離れているので高速道路を使って撮影に行きました。夜間はライトアップもされているようです。写真下の白く丸いものが2つ写っているのが、照明のようです。LeicaM3で撮影。(’09.04)



 久しぶりに使ってみました。絞り開放、最短撮影距離です。やっぱり実力のあるレンズは違います。破綻がなく、ボケ方が上品です。ぐるぐるボケのような目を引く写真にはなりませんが、永く見ていても安心できます。花ビラのしわが泣かせてくれます。NEX-7で撮影。(’15.03)



 休日出勤からの帰宅途中、送電線に作業員がぶら下がっておられたので、取り合えずスマホで写真を撮りました。昼食を食べて、父と一緒に行ってみたら、作業は終了して降りてこられるところでした。バックに剱岳が入る絶好のロケーションだったので、残念です。このレンズの解像力もなかなか高いようです。拡大モードにしても、人物がクッキリと見えました。ピントが合わせやすく助かります。α7Sで撮影。絞りf8。(’16.12)



 シャープさが身上のプロミナーですが、絞り開放での花の描写はどうでしょうか。作例はヘリコイド付きマウントアダプター併用での撮影です。花のアップの写真が欲しいなら、アダプタはどうしても必要なようです。雨にしっとり濡れた花びらの描写は、開放絞りといえども流石プロミナー滲みのないシャープな再現をしてくれます。α7Sで撮影。(’21.05)



 200mmでは写角が狭かったので、100mmで撮ってみました。アルプスエキスプレス3輌編成を全部入れようと考えたのですが、右側の杉の木に隠れ3輌フル編成の撮影は諦めました。写真右側に写っているのは芳見橋です。もう少し重なって写る場所を探してみます。α7Sで撮影。絞りf8。(’21.08)



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