Prominar 200mm F2.8
 生産数は少ないようですが、いくつかのマウントがあるようです。このレンズはM42マウントです。



 レンズの陰に隠れていますが、三脚座も付属しています。大きく重いレンズなのでこれは有難いです。



 レンズがオーバーホールから返ってきました。最高の状態で撮るためには、少々の出費も仕方ありません。見違えるほどレンズがきれいになってきました。早速、試写しました。梅雨空で、風景写真は無理そうなので、雨の止んだ隙を見計らって、いつもの場所で富山地方鉄道の電車を短時間ですが撮影してきました。バックが曇り空で露出補正を+1と1/3に設定しましたが、ファインダーが見辛くピントがうまく合わせれませんでした。できるだけピントが合うように絞りはf8まで絞り込んでいます。α7Sで撮影。(’20.07)



 最高気温が37℃を超える暑い一日でした。山間に少し空いた電車が見える場所を探して撮影しました。秘境を意識して撮影地点を選定しています。レンズはもう少し短くても良いようです。α7Sで撮影。絞りf5.6。(’20.08)



 好天が続き、いろいろな所で立山連峰の写真を撮っている人を見かけます。私は例によって家の裏からいつもの写真を撮ってみました。明るい為、絞りは開放にできませんでした。ピント合わせにファインダーを拡大モードにすると、手持ちなのでぶれてピント合わせが逆に難しくなります。画面は大変シャープです。剱岳の岩肌が美しく見えます。α7Sで撮影。絞りf4。(’21.02)



 最近は、かぼちゃ電車(山吹色と緑色)を見掛ける本数が減ってきました。東急からのお下がりステンレスカーをよく見掛けるようになりました。背景の良い所を探して、今のうちに多く撮っておきたいと思います。この撮影場所は、ちょうど自家用車が1台駐車できるスペースのある場所で、長い時間でも粘ることが可能です。残念なのは、降雪時は除雪の雪を積み上げるスペースとして使われ、おそらく駐車は無理ではないかと推測されます。α7Sで撮影。絞りf5.6。(’21.08)



 線路近くでは、望遠レンズはあまり使わないのですが無性にこのレンズが使いたくなって持ち出しました。遠景ですと水蒸気や紫外線の影響が多く出るのですが、この距離ではほとんど出ていないようです。マニュアルフォーカスなので構図を決めて、置きピンで撮影しました。先鋭度、コントラスト共に全く問題ありません。
 200mmレンズのため、手振れが心配で、一脚を使用しました。車を停めた場所から、移動距離があったので、軽量な方を選びました。α7Sで撮影。絞りf5.6。(’22.05)



 雨が激しく降ってきましたが、霧も出ているようで写真日和となりました。傘を差して手持ち撮影です。夢中になってシャッターを切っていたのですが、レンズがびしょ濡れになっていました。次回から、レインカバーを自作して持って行かなければなりません。作例は、杉林の中に竹林があったので、撮ったものです。視力が落ちピント合わせに時間が掛かりましたが、拡大モードのお陰でなんとかピントは大丈夫でした。竹の葉っぱが一枚一枚はっきりわかるくらいシャープに撮れました。シャッタースピードを優先してISOオートで画質はあまり良くありませんが満足です。α7Sで撮影。絞りf4。(’22.10)





 鉄道写真ばかり撮っていましたので、桜の花をどのように再現してくれるか見てみました。バックをぼかすために絞りは開放にしました。1コマ目が最短撮影距離での描写です。色の濁りが無くプロミナーらしからぬ発色となりました。2コマ目も同じ傾向の写真になりました。やさしい描写の撮影もできそうなので、今後も花の撮影に使っていけそうです。α7Sで撮影。(’23.04)





 今年も桜を撮ってみました。家からそう遠く無い場所に隠れた桜の名所(?)があります。貸し切り状態でゆっくり撮影ができました。風があるとピントが合わせられないので、ほとんど無風状態はラッキーでした。絞り開放で被写界深度が薄い状態の撮影ができました。最短撮影距離が短く、かなり寄ることもできます。α7Sで撮影。(’24.04)



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