TV KOWA 37.5mm F1.1
 Cマウント用のレンズですが、シネレンズのフォーカシングレバーが着いています。



 レバーは後付けの改造なのかオリジナルなのかわかりません。



 APS-Cフォーマットをフルにはカバーしていません。周辺がケラレます。絞りはクリックの無いシネレンズそのものですが、名前のとおりテレビジョン撮影に使われたのでしょうか。報道用であればそこまで拘る必要もないと思いますが。製造年代がわかる資料があれば是非読んでみたいものです。レンズ自体はきれいでハードな使用をしたようにも見えません。お陰で程度の良いレンズを入手できました。
 作例は、天気も悪く、気温も低かったので自宅の造花を撮ってみました。明るいレンズはピントを合わせやすくピントリングのトルクの良さも相まって、撮影が楽しくなるレンズでした。NEX-7で撮影。絞り開放。(’24.01)





 引き続き絞り開放の試写です。ピントは浅く、合焦したところ以外は、すぐにボケていきます。そのため、見た目のシャープ感がありません。後ボケは素直なボケ方をしています。近接写真も含め、濃い目の発色は、コーワのレンズに共通したものなのでしょうか。次回からは、少し絞り込んで撮影し、このレンズのベストな絞り値を探っていきます。NEX-7で撮影。絞り開放。(’24.02)



 相変わらず寒い日が続きます。外出が辛いので、窓から撮影しました。濡れた瓦の質感が素晴らしいです。当たり前ですが絞り開放とは性格の違った描写になりました。どちらかと言えば、コーワのレンズでは、シャープな描写を期待していたので、満足しました。もう少し遠景でも描写を見ていきたいです。NEX-7で撮影。絞りf5.6。(’24.02)





 やっと春らしくなってきました。未明の強風で1コマ目に写っている防草シートが捲れてしまい、午前中張り直しをしました。庭の植物も少しづつ花が咲き始めました名前の知らない木に小さい花がたくさん咲いていました。NEX-7で撮影。絞りf5.6。電子ズーム×1.2。(’24.03)



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