ZAKOR 1inch F1.1
 一時期Cマウント大口径レンズを集めていたことがあったのですが、このレンズもその時の1本です。





 このレンズを入手した時は、ピントリングが硬くて回りませんでした。修理に出すか迷っているうちに、デシケーターの奥に行ってしまい、存在自体忘れていました。他のレンズを探していて、発見しヘリコイド付きM42マウントリングに着ければピント合わせが可能と気付き、早速パーマセルテープで仮止めしてみました。
 試写した結果は上の写真です。APS-Cサイズはカバーしていませんが、トリミングする必要もないくらいです。周辺のボケ方は渦を巻いています。ピントの合っていない部分のボケ方もやんわりではなく、急にボケボケになります。使い熟すのが難しそうなレンズです。NEX-7で撮影。絞り開放。(’21.06)



 庭に咲いた桔梗を撮ってみました。簡易アダプターのレンズを固定している部分がずれています。もう少しきちんとしたアダプターにしないといけません。作例は相変わらずの絞り開放です。手製の絞りを作って、絞り込んだ作例も撮影したいのですが、なかなか時間が取れません。描写ですが、先に撮った2コマと比べると、シャープに写っている感じがします。ISOをオートに設定しているので、明るい所では高解像度になるのかもしれません。NEX-7で撮影。(’21.07)









 雪が積もる前にスナップしました。既に初詣の準備が進んでいます。雪の降り方は、そんなに激しくはないのですが、写真にするとかなり降っているようにも見えます。このレンズは遠景の場合、APS-Cサイズをフルカバーしていないようです。1コマ目と2コマ目は絞りをf2で、3コマ目と4コマ目はf2.8に設定しています。4コマ目の写真を見ると、周辺は異常にボケることが分かります。これをうまく利用できるかが使用する基準になってくると思われます。NEX-7で撮影。(’21.12)



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