F.Zuiko Auto-S 38mmF1.8
 オリンパスペンFマウントのレンズです。





 大学時代にハーフ判のカメラで撮影した2コマの写真をフルサイズで繋げて焼いてある写真を見て、自分もやってみたくなりPENFTブラックボディで撮影していた時代がありました。隣り合わせの写真を意識して、次のコマはこんな写真とイメージが合う被写体を探しての撮影なので、気ままに撮れる訳ではないのすぐに止めてしまいました。
 現在は、画像加工でどんな作品もできるので2コマ並べた写真も簡単に作れる時代になりました。PEN FTで撮影。(1990.08)



 製造番号がかなり違う2本のレンズを並べてみると、コーティングの違いがはっきり分かります。106千番台はマゼンタで313千番台はブルーのようです。マゼンタのコーティングは古いオリンパス独特のコーティングのように感じます。



 ハーフ判のレンズなので、撮影面積が同じAPS-Cサイズのミラーレスで撮影しました。オリンパスのレンズらしくカリカリの描写です。大学生の時は、解像力重視で撮影していましたが、40年後の今でも健在です。マクロレンズが充実していたあの頃の描写を現代でどのように再現していくか被写体を吟味していかなければなりません。NEX-7で撮影。絞りf5.6。(’23.11)



 セイタカアワダチソウに押されて、ススキの群生を見なくなりました。黄色の花が出てくる前に、ススキと電車で撮影しました。この場所は、ススキで電車が隠れてしまうので、次回は別の角度から撮影することにしました。電車の運行の邪魔にならない場所は限られているので、離れた所から撮影できる望遠レンズを持って行きます。NEX-7で撮影。絞りf5.6。(’23.11)



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