Canon19mmF3.5 VS Avenon21mmF2.8
 国産超広角レンズを比較してみました。



 2本並べてみると、外観のデザインがよく似たレンズです。







 後玉の出っ張りは、キャノン19mmの方が、よりシャッターに近くなっています。そのため、NEX-7ではキャノン19mmは使用することができません。


(キャノン19mmF3.5 開放絞り)


(アベノン21mmF2.8 開放絞り)

【撮影結果】
 作例の左側がフルサイズの写真で右側がその中心部ピクセル等倍の写真です。キャノンのレンズは中心部はシャープですが、周辺の流れは顕著です。アベノンはレンズ設計が比較的新しく、近代的なレンズのため、周辺部も開放絞りから使えそうです。歪曲収差は、両レンズとも目立たないようです。このレベルなら建築写真にも使えそうです。(キャノンはf5.6まで絞っても周辺の流れが残ります。)

【作例】



 アベノンの作例です。JR時代の筒石駅での特急はくたか号通過の一場面です。ものすごい轟音と突風を経験できる数少ないトンネル内ホームです。もっと長く居たかったのですが、次の撮影場所に移動のため20分ほどの滞在でした。このレンズは後玉がそんなに出っ張っていないので、NEX-7で撮影できます。



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