Biogon3.5cmF2.8 VS JUPITER12 35mmF2.8
 戦前のビオゴンです。隣に写っているソ連製レンズの基となったレンズです。さすがによく似ています。



 このレンズ比較は偶然にも2本ともコンタクスRFマウントのレンズでした。

 
 




 後玉だけ見ると、どちらが本物のビオゴンか見分けがつきません。

 ビオゴン35mm絞り開放


ビオゴン35mm絞りf5.6


 ジュピター35mm絞り開放



ジュピター35mm絞りf5.6

【撮影結果】
 2本のレンズをそれぞれ、絞り開放(f2.8)とf5.6で比較しました。レンズ交換する時に、カメラが少し動いたのか、左右の端の位置が若干異なりますが、画角はほぼ同じでした。
 比較結果は予想以上に、ジュピターが健闘いたしました。両レンズ発色の差が小さいことと周辺の流れが少なかったためです。

【作例】



 ビオゴンの作例です。氷見線の『べるもん』です。海岸線の見晴らしの良い所でしばらく停車します。それを知らず、走り出すのをずっと待っていたため、観光客の顰蹙を買ったかも知れません(線路のずっと下の場所なので邪魔にはならなかったかもしれませんが)。いつまでもたくさんの観光客を乗せて走り続けて欲しいです。



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