Apo Telyt 280mmF2.8 VS Ultra-Achromatic-Takumar300mmF5.6
 風景や野鳥の撮影に欠かせない300mmクラス望遠レンズを比較してみました。どちらのレンズも光学特性を上げるため高価なレンズを使用しています。



 長さはそんなに違いません。太さはアポテリートが倍ぐらいあります。F値が2.8と5.6で2絞り違います。口径もご覧のとおりです。重量も比較になりません。比較用の写真は全てCanon EOS10Dで撮影しました。

 

(写真1)アポテリート280mmF2.8 絞りf5.6


(写真2)写真1の一部分ピクセル等倍


(写真3)ウルトラ・アクロマチック・タクマー300mmF5.6 絞りf5.6


(写真4)写真3の一部分ピクセル等倍


(写真5)アポテリート280mmF2.8 絞りf8


(写真6)写真5の一部分ピクセル等倍


(写真7)ウルトラ・アクロマチック・タクマー300mmF5.6 絞りf8


(写真8)写真7の一部分ピクセル等倍

【撮影結果】
 無限遠でのピント性能を比較してみました。比較写真は、ピントの合わせ方にも差があったと思われます。特に写真8を見ると写真7のピントが少しずれていたように思われます。この作例からはアポテリートの絞りf5.6の解像力が特に優れています。値段の差はダテではないようです。

【作例】



 ウルトラアクロマチックタクマーの作例です。大きく重いアポテリートより、軽量なウルトラアクロマチックの方が出番が多いです。三脚へのセットにも重いレンズは難義します。特急はくたか号はこの赤い電車が気に入っています。α7Sで撮影。



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