ML BELLOWS100mmF4 VS AUTO BELLOWS ROKKOR100mmF4
 ベローズ専用の100mmレンズ比較です。



 ヤシカ・コンタックスマウントのベローズは所有していませんので、写真のとおり中間リングとヘリコイド付きマウントアダプターでバリアブルエクテンションリングのようにして使っています。
 近接撮影での比較を敢えて無視し、遠景での描写について比較してみました。

 

(写真1)ヤシカ ML BELLOWS100mmF4 絞り開放

(写真2)ヤシカ ML BELLOWS100mmF4(ピクセル等倍)


(写真3)ミノルタ AUTO BELLOWS ROKKOR100mmF4 絞り開放


(写真4)ミノルタ AUTO BELLOWS ROKKOR100mmF4 絞りf4(ピクセル等倍)

【撮影結果】
 両レンズの違いが、はっきりと現れました。全体の縮小画像では、ミノルの色の鮮やかさが良く出ています。青空の色が違います。ピクセル等倍の画像では、ヤシカの解像力の高さが分かります。小麦粉をまぶした様な岩壁の描写が忠実になされています。
 今回の比較では、無限大での解像力の違いを見ることが主な目的でした。本来は、近接撮影に特化した両レンズの近接撮影での比較をしないと、本当の実力がわからないと思います。是非、次回は近接での比較をしたいと思います。

【作例】



 MLベローズの作例です。雨天時の靄が掛かったような天気でした。シゃープさが持ち前のレンズではありましたが、シャッタースピードが遅く、電車はぶれています。金属などの構造物は質感がわかる描写ではありますが、絞り込まずに撮影すればと反省しきりです。α7Sで撮影。絞りf8。



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