APOCHRMAT100mmF2 VS Prominar100mmF2 VS Planar100mmF2 VS KOMURA105mmF2
 大口径100mmレンズ4本を比較してみました。



 テーブルの周りが散らかっているのですがお許しを。レンズ比較では描写以外にも、レンズの大きさも比較したいと思います。レンズ4本ともαEマウントアダプターまで装着しています。レンズ全長で1番長いのは、キノプティックでした。プロミナーは1番短かったですが、ズシリと重いレンズです。

@キノプティック アポクロマート100mmF2(写真左)
 ライカLマウントのレンズです。ミラーレスだと汎用性が高いので便利です。
Aコーワ プロミナー100mmF2(写真左から2番目)
 ライカLマウントレンズです。純正のフードが付きます。
Bコンタックス プラナー100mmF2(写真左から3番目)
 ヤシカコンタックスのレンズです。4本のなかでは1番太いレンズです。
C三協 コムラー105mmF2
 プリセット絞りのレンズです。マウントはM42です。

   

@キノプティック アポクロマート100mmF2絞り開放

 
Aキノプティック アポクロマート100mmF2絞りf5.6


Bコーワ プロミナー100mmF2絞り開放

 
Cコーワ プロミナー100mmF2絞りf5.6


Dコンタックス プラナー100mmF2絞り開放

 
Eコンタックス プラナー100mmF2絞りf5.6


Fコムラー105mmF2絞り開放

 
Gコムラー105mmF2絞りf5.6

【撮影結果】
 中望遠レンズなので、比較写真を花としました。季節的に蓮の花がみごとなので、近場の蓮畑で撮影しました。
 絞り開放では、4本とも見分けがつかないくらい似た描写になりました。バックが1番ボケているのは、コムラーでキノプティックは線状のボケが見られますが、草がわずかにわかるような描写と思われます。コントラストが1番高かったのは、プラナーです。ここでもコンタックスの味付けが出ています。
 絞りをf5.6にしたところ、驚いたのはキノプティックの描写が1番劣っていました、コントラストが低く、花の色が絞り開放より薄い色で、メリハリがありません。リベンジで、別の被写体でも絞りを変えて描写を見てみなければなりません。逆に大健闘したのがコムラーです。絞り開放時よりf5.6の方が花の色が鮮やかになっています。



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