Ai ZOOM NIKKOR25-50mmF4 VS FD24-35mmF3.5S.S.C ASPHERICAL 広角ズームレンズ2本を比較してみました。 向かって左からニッコール、キャノンの順に並べています。2本のレンズはズーム域、開放F値共に若干違いますが、広角端がほぼ同じなので比較していきたいと思います。 @Ai ZOOM NIKKOR25-50mmF4 今ではちょっと大きすぎるように感じますが、描写は気に入ってます。 AFD24-35mmF3.5 S.S.C ASPHERICAL こちらもニコンに負けず劣らず大きいレンズです。非球面、フローティング機構採用と贅沢なレンズです。 |
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@ニッコール(25mm絞り開放) |
Aニッコール(25mm絞りf5.6) |
Bキャノン(24mm絞り開放) |
Cキャノン(24mm絞りf5.6) |
Dニッコール(35mm絞り開放) |
Eニッコール(35mm絞りf5.6) |
Fキャノン(35mm絞り開放) |
Gキャノン(35mm絞りf5.6) |
【撮影結果】 焦点距離に合わせて、被写体を決めなければならないので、被写体選びにはいつも苦労させられます。レンズの位置を同じ位置にしないといけないので三脚を使用しますので、人通りの少ない場所を探しています。今回は外壁がレンガ風タイル張りの建物を選びました。 撮影結果は、縮小画面なのでわかりにくいとは思いますが順に挙げていきます 広角端は1mmの違いですが、はっきりと現れました。少しでも広く撮りたい場合は、キャノンが有利です。また、キャノンは短長どちらの焦点距離でも周辺光量が落ちています。絞り開放では甲乙つけがたい描写となっていますが、f5.6まで絞ると若干キャノンの方が画質は良いように見えます。 35mm側では、ニッコールはズームの中間域に入っているので安定した描写を見せてくれます。中心部はどちらも同じレベルですが周辺部はキャノンは画像の流れが両絞りとも目立ちます。 広角ズームレンズに有りがちな歪曲収差は、キャノンの24mm側で樽型収差がある様に見えます。発色は両レンズともに似たような描写です。 目次へ戻る |