Angenieux25mmF0.95 Type-M1 VS FUJINON-TV25mmF0.85
 Cマウントレンズだと、驚くような明るさでも、手ごろな値段で入手することができるレンズがあります。今回比較するレンズはアンジェニューが若干高価ではありますが、市場では流通量も多く入手し易いレンズです。



 写真向かって左から
@Angenieux25mmF0.95 Type-M1
 アンジェニューらしいブラッククロームの鏡胴にキャタピラー風のリングが着いたレンズです。
AFUJINON-TV25mmF0.85
 一眼レフの標準レンズぐらいの大きさです。後群のレンズが出っ張っているので、APS-Cのミラーレスでは無限遠が出せませんでした。
 両方のレンズともAPS-Cサイズではケラレがあるので、PentaxQ7での撮影で比較します。

 
   

@Angenieux25mmF0.95 Type-M1(絞り開放)


AAngenieux25mmF0.95 Type-M1(絞りf2)


BAngenieux25mmF0.95 Type-M1(絞りf4)

 

CFUJINON-TV25mmF0.85(絞り開放)


DFUJINON-TV25mmF0.85(絞りf2)


EFUJINON-TV25mmF0.85(絞りf4)

【撮影結果】
 ちょっと条件の悪い設定でした。外が寒いので、屋内での撮影です。比較結果は、アンジェニューは見た目に近い発色でしたが、フジノンはシアンに偏っていました。個別に見ていくと、アンジェニューは絞り込んでいくと絞りの関係か中央にハロが現れます。両レンズとも絞りをf2にすると画質がかなり向上します。開放絞りについては好き好きがあるので何とも言えませんが、バックをぼかして主題を浮き上がらせるには効果がありますが、ピントの合う範囲は限られます。



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