NIKKOR-O 55mm F1.2
 ニコンの数ある特殊用途用レンズの1本です。レンズに刻印されていませんが、オシロニッコールのようです。理想の撮影距離は被写体が1/5倍に写る距離のようです。





 自家製のマウントアダプターを検討しています。写真は、かなり暗くなってからの撮影でISO3200に設定しました。L39−ライカMマウントアダプターを使用しています。さらにヘリコイド付きライカM-Eマウントアダプターを使用しているのでピント合わせが可能です。真ん中に写っている柿の実にピントを合わせています。面白いと思ったのは、左上のコマ収差です。鳥が飛んでいるように見えます。絞り開放、NEX-7で撮影。(’15.10)



 家の中でシクラメンの花を撮ってみました。絞りはf2.8です。明るかったので、ISO100・1/4000秒に設定しましたが、開放では撮れませんでした。しかしながら、バックのボケは丸い形を残しており、素直なボケだと思います。
 肝心の解像力ですが最良描写の1/5倍での撮影とはいきませんでしたが、なかなかの解像力でした。NEX-7で撮影。(’15.11)



 偶然、このレンズについてのHPにたどり着きいろいろな知識を得られました。使ってみたくてうずうずしてきましたので、取り合えず近くにある物で、撮ってみました。理想的な撮影距離になるように、M42ヘリコイド付き中間リングで撮影しています。比較21に載せた絞り開放での靄っとした画像にはならず、立体の被写体ではピント面は浅いですがスッキリした発色になっています。近接撮影に的を絞った使用方法を確率していった方がレンズのためにもなるようです。α7Sで撮影。絞り開放。(’22.06)



 マクロとはいきませんが、近接撮影してみました。絞りは開放なのですが、以外にボケ方が少ないように感じました。そして形が崩れずに残っています。同じ写真をズノー38mmF1.1でも撮っています。描写がよく似ています。比較してみてください。α7Sで撮影。(’22.12)





 我が家の畑にも花が咲き始めました。1コマ目は水芭蕉です。絞りを開放にしています。2コマ目はイチゴの花です。思い切って近寄っています。小さなハチのような虫が飛んできました。虫の目には人間が見えていないのでしょうか。全く気にする様子もなく花粉を集めて(食べて?)いました。絞りはf4まで絞っています。α7Sで撮影。(’23.04)



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