ProminarMiranda 50mm F1.9
 ミランダマウントのレンズです。エキザクタのレンズのようにシャッターレリーズボタンに連動する自動絞りになっています。ミラーレスのデジカメで撮影する場合は、実絞りにする必要があり、レンズ横のレリーズボタンを押した状態にしています。



 プロミナーというネームを冠しているレンズなのでシャープさについては期待を裏切らないレンズでした。コーワのレンズはその後、ムービー用や映写機用など拡大率の大きいレンズに注力していたのも頷けます。
 中古のコーワ製シネ用レンズは、高値で取引されているので手が出ませんが、産業用のレンズは今でも生産されていますし、M3/4マウントのレンズも新たに開発され販売されています。手ごろな価格で高性能なコーワ製レンズの楽しみ方が広がったように思います。



 まずは開放絞り、最短撮影距離での撮影です。冬篭りしていない雨蛙を見つけたのでそっと気づかれないように撮影しようとしましたが、見つかってしまいました。



 いつも遠景の試写に使っている立山連峰です。明るすぎて絞り開放では無理だったので、絞りはf5.6で撮影しました。α7Sで撮影。(’19.11)





 新潟県の魚沼の里へ行って来ました。生憎の小雨交じりの天気でしたが、観光客は次々とやってこられました。氷室見学が目的だったのですが、その写真はこちらに掲載しています。
 紅葉した銀杏の木を撮影してみました。葉っぱの一枚一枚がきちんと描写されています。これだけ高性能なレンズが何十年も前のミランダカメラに装着されていたとは、知りませんでした。
 プロミナーは何本か持っていますが、どれも期待を裏切らないすばらしい描写をしてくれます。α7Sで撮影。絞りf5.6。(’19.11)



 架け替えが予定されている橋梁での走行写真を撮ってきました。取り合えずロケハン的撮影でしたが、成果は大きかったです。移動は、電車を利用しました。橋の右岸側の駅で降りて撮影しながら左岸側の駅まで歩きました。電車は頻繁にやってきますので退屈はしませんでした。帰りに乗った車両は古い車両でラッキーでした。α7Sで撮影。絞りf5.6。(’21.03)



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